渋沢駅1分
消化器内科・乳腺外科・外科・肛門外科・内科
医療コラム
大腸癌検診について
2025.03.07
大腸がん検診
大腸がんは早期発見が重要です。当院では、便潜血検査や大腸内視鏡検査を行っています。
便潜血検査
便に微量の血液が混じっていないかを調べる簡単な検査です。健康診断などで広く実施されており、大腸がんの死亡率を下げる効果が証明されています。
ただし、限界もあります!
陽性でも 約3割の人に異常が見つからない
逆に、大腸がんがあっても 初期の1/3以上、進行がんの14%は陰性になる ことがある
大腸内視鏡検査
内視鏡を肛門から挿入し、大腸全体を直接観察できる検査です。
- ポリープやがんの早期発見が可能
- 便潜血検査よりも精度が高い
- 異常がなければ、2~3年に1回でOK!
過去2回の内視鏡検査で異常がなければ、5年に1回の頻度でも十分と考えられます。がんが疑われる場合は、CTやMRIを併用して詳しく調べます。
大腸がんは早期発見で治る病気です。気になる症状がある方は、ぜひ検診を受けましょう!